
本の世界に、もう一歩近づける季節がやってきます。
こんにちは。
2025年前半は、小説を読みましたか?
2025年もいよいよ後半戦。
静かな書店や文学館で、本の背表紙をゆっくり眺めたり、涼やかな空間で物語に没頭したり。
外の暑さをしばし忘れて、本の世界にひたる…。
そんなひとときが、この夏を少し特別なものにしてくれます。
このタイミングで開催される全国各地の書店イベントやブックフェスは、日常に“ちょっとした刺激”をくれる読書の入り口。
本を読むのが好きな人も、これから読書習慣を始めてみたい人も。
このブログでは、2025年後半に注目の「書店イベント」情報と、今こそ読みたいおすすめ小説5冊をご紹介します。
あなたの「次に読む一冊」が、この記事を読んで見つかりますように!
2025年後半 これから注目の書店イベント3選!

1.第65回 東京名物 神田古本まつり 2025(東京)

本好きの聖地・神保町に「本の回廊」出現!第65回 神保町ブックフェスティバル開催
世界最大級の古書の街・東京神田神保町に、今年も本の季節がやってきます。
約130軒の古本屋が並ぶこの街で、靖国通り沿いに100台以上のワゴンが登場し、約500mにもおよぶ「本の回廊」が出現!
ジャンルも豊富で、各古書店がこの日のために厳選したラインナップを用意。
11日間にわたって開催されるこのイベントは、まさに古書ファンにとっての夢の祭典です。
紙の手触りや匂い、掘り出し物との一期一会の出会いなど、**デジタルでは味わえない「本の魅力」**を全身で感じてみませんか?
さらに、神保町は本だけでなく、レトロな喫茶店やカレーの名店、楽器屋、スポーツショップも立ち並ぶ“街歩きが楽しい”エリア。
あなたも、お気に入りの一冊を手に、神保町の街をのんびり散策してみては?
- 開催日:2025年10月24日(金)~11月2日(月・祝)予定
- 時間:10時~18時(最終日は~17時)
- 場所:神田神保町古書店街(靖国通り沿い・神田神保町交差点他)
- 内容:出版社によるワゴンセール、読み聞かせイベント、作家サイン会など
- 魅力:古書好きにはたまらない日本最大級の“本の祭典”。人情味あふれる屋台のような雰囲気も魅力です。
ホームページはこちら
読書好き同士の交流も生まれやすいので、ひとり参加でも楽しいですよ!
2.書物復権2025 フェア(全国書店)

このフェアは、みすず書房をはじめとする9つの出版社が共同で企画し、全国の書店で開催されています。
復刊書目には、I・バーリン『自由論』、J・ロールズ他『人権について』、D・エリボン『ランスへの帰郷』など、時代を超えて読み継がれる名著がラインナップされています。
- 開催期間:2025年5月下旬より順次開催中
- 場所:全国約200の協力書店(紀伊國屋書店、ジュンク堂書店など)
- 内容:9出版社共同による復刊フェア。哲学、思想、文学、歴史など多岐にわたるジャンルの名著が新装版として復刊され、特設コーナーで展示・販売されます。
- 魅力:普段は手に入りにくい名著との出会いが期待できる、知的好奇心を刺激するフェアです。
知の宝庫を巡る旅。
書店で新たな発見をしてみませんか?
※各書店によって開催期間や取り扱い書目が異なる場合がありますので、詳細はお近くの書店にお問い合わせください。
3.夏の文庫フェア(全国書店)

特に注目したいのが、角川文庫の「夏フェア2025」です。
今年のテーマは「あの頃流行ったベストセラー~時代を彩る名作たち」。『セーラー服と機関銃』や『氷点』など、懐かしの名作から話題の新刊まで、幅広いラインナップが揃っています。
また、アニメ「文豪ストレイドッグス」とのコラボカバーも登場し、ファン必見の内容となっています。
さらに、対象書籍を購入すると、抽選で合計500名様に豪華賞品が当たるプレゼントキャンペーンも実施中。
文庫の持ち歩きに便利な「角川文庫オリジナルトートバッグ」や、読書で疲れた目を癒す「カドイカさんホット&クールアイピロー」など、ここでしか手に入らないプレゼントが用意されています。
暑い夏の日、涼しい書店でお気に入りの一冊を見つけてみてはいかがでしょうか。
- 開催期間:2025年6月〜8月
- 場所:全国の書店(角川文庫、ジュンク堂、紀伊國屋、TSUTAYAなど)
- 内容:「夏の100冊」特集、特典しおり、POP展示など
- 魅力:出版社ごとの特色あるフェアで、隠れた名作と出会えるチャンス!
「平積み」やPOPから、直感で手に取った1冊が、人生を変えることも。
今読みたい!2025年おすすめの小説5選

忙しい毎日でも、心に残る物語はそっと寄り添ってくれます。
ここでは、受賞歴や口コミ評価をもとに選んだ、今読むべき5冊を紹介します。
1.『カフネ』|阿部暁子(講談社)
- 本屋大賞 2025 受賞作
- 家事代行サービスを通して出会った2人の女性の、静かな再生の物語。
- 日常の小さなやさしさに気づかされる一冊。
「わかりあえない」を前提に、それでも人とつながろうとする姿に胸が熱くなります。
\SNSでも話題の1冊/
2.『アルプス席の母』|早見和真(小学館)
- 高校野球と“母”を描いた感動作
- 応援スタンドから描く家族の絆に、思わず涙。
- 2025年本屋大賞 第2位
親の思い、子の葛藤。誰もが“誰かのため”に頑張っていたあの頃を思い出します。
\涙する事間違いなし/
3.『小説』|野崎まど(講談社)
- 小説を書くとは何か?を描くメタ文学
- 屋敷にこもる作家と、そこに住み込む少年たちの物語。
- 「書くこと」「読むこと」に向き合いたい人にぴったり。
物語の内と外、現実と虚構。そのあいだにある“何か”を感じてほしい。
\2025年の問題作/
4.『禁忌の子』|山口未桜(東京創元社)
- 医療×本格ミステリー
- 自分と瓜二つの遺体…過去とDNAの謎が交差するサスペンス。
- 緊張感のある展開とリアルな描写が高評価。
「自分はどこから来たのか」…読み終えた後、深い余韻に浸れます。
\本屋大賞ノミネート作品/
5.『人魚が逃げた』|青山美智子(PHP研究所)
- 銀座で起こる、ちいさな奇跡の連鎖
- 5人の視点がやさしく交差する連作短編。
- 読み終えたあと、きっと誰かに優しくなれる。
疲れた心をふわっと包んでくれる、読後感◎な1冊です。
\幸福度最高値の傑作/
新刊だと少し値段が少し高いものもありますが、「NETOFF(ネットオフ)」ならお得に買える!
おわりに|物語の扉は、いつでも開いている

忙しい毎日の中でも、物語の世界は静かに私たちを待っています。
2025年後半は、書店イベントに出かけたり、気になる1冊を手に取ったりして、
「本との出会い」をもっと楽しんでみませんか?
読書はひとりの時間でありながら、
同じ本を読んだ誰かと“どこかでつながる”不思議な体験でもあります。
このブログが、あなたの次の一冊に出会うきっかけになりますように!
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