いらっしゃいませ。
今回は、ハウス食品「下町ビストロカレー(中辛)」を紹介します。
「3種の玉ねぎと、じっくり煮込んだほぐし牛肉が織りなすコクと旨み」というキャッチフレーズに惹かれて、思わず買ってしまいました。
ちょっとした短編ストーリーのあとに、実食レビューの他、商品情報や豆知識なども解説していくので、最後まで読んでみてくださいね。
それでは、一緒にLet’sレトルト!
「下町ビストロカレー(中辛)」に出会う夜|心を満たす一皿の物語
会社帰り、スーパーの棚で、菜央(なお)の目に飛び込んできたのは「下町ビストロカレー(中辛)」というパッケージだった。
おしゃれなビストロ風のイラストが描かれたデザインと、「下町ビストロ」という響きにどこか温かさを感じた。
30歳のOL、結城菜央(ゆうきなお)は東京の下町エリアに暮らしている。
忙しい日々の中、コンビニ弁当や外食が続く生活に少し飽きていた。
そんな心の隙間に、このカレーがちょうどいいタイミングで目に入った。
「これ、なんだかおいしそう。中辛って書いてあるけど、ビストロ風ってちょっと贅沢な感じだな」
すぐに手に取り、カゴに入れた。
「今夜はこれに決まりだ」と菜央は軽い足取りで家路についた。
帰宅して、菜央は手際よくスーツを脱ぎ部屋着に替えると、キッチンに向かった。
冷凍庫からご飯を取り出し、電子レンジにかけて「下町ビストロカレー」のパッケージを確認する。
「電子レンジで500Wなら1分30秒か……簡単で助かるな」
箱ごと電子レンジに入れて、調理が終わるのをじっと待ち、レンジ完了のメロディが聞こえた。
「いい香り……本当にビストロで出てきそうな感じかも」
温めが終わったカレーを取り出し、炊きたての温まった白いご飯の上にたっぷりとかけた。
茶色いソースが湯気を上げながらご飯に絡み、その上品な艶が食欲を刺激する。
スプーンを手に取り、一口すくって口に運んだ。
「……これ、すごくおいしい!」
濃厚なソースの中にデミグラスソースのようなコクと懐かしさがあり、複雑に絡み合うスパイスの香りが後味をじっくりと引きつける。
ホロホロとした細かい牛肉と、柔らかく煮込まれた野菜が、家庭的で懐かしい温かみを添える。
「本当に下町の小さなビストロで出てきそうな味だな」
菜央は思わずそうつぶやき、スプーンを動かす手を止められなかった。
食べ終わり、ふとパッケージを見返して、「下町のビストロで提供されるような本格カレー」というコピーが目に入った。
その言葉通り、心をほっとさせる温かさと、贅沢さを感じられる一皿だった。
「また買おうかな……。友達にもすすめてみよう」
そう思いながら、食器を洗い、ゆっくりとソファに腰を下ろす。
忙しい毎日の中で、手軽に楽しめる温かい料理は、まるで小さなご褒美のようだった。
「下町BISTRO CURRY(ビストロカレー)」は2024年2月12日に全国発売
ハウス食品の「下町BISTRO CURRY(ビストロカレー)」シリーズは、2024年2月12日に発売されました。
このシリーズは、東京の蔵前や清澄白河のような、下町情緒とモダンが融合する街の、スタイリッシュで居心地の良いビストロで提供されるカレーをイメージして開発されました。
特徴として、ほぐし肉と3種の玉ねぎ(飴色炒め玉ねぎ、生玉ねぎ、オニオンチップ)の複雑な旨みが溶け込み、濃厚なソースに仕上げられています。
BISTRO(ビストロ)ってどんな意味?
ビストロとは、フランス発祥の言葉で「ちいさな飲食店、ちいさなレストラン」という意味で、庶民的で気取らずに食事ができる場所のことを指しています。
「下町ビストロカレー(中辛)」の商品情報
◆特徴
ほぐし肉と3種の玉ねぎ(飴色炒め玉ねぎ、生玉ねぎ、オニオンチップ)を使い、隠し味のフルーツチャツネと生クリームでまろやかな味わい。
※チャツネとは、インド発祥のスパイス入りのジャムのような調味料
内容量 | 170g |
価格 | 238円(税込) |
賞味期間 | 製造後1年1ヵ月(未開封) |
発売地区 | 全国 |
\下町ビストロを味わう/
「下町ビストロカレー(中辛)」の原材料名/主な原材料の産地
- 原材料名:野菜(玉ねぎ、じゃがいも)、牛脂豚脂混合油、小麦粉、砂糖、乾燥玉ねぎ、牛肉、みそ、カレーパウダー、ウスターソース、トマトペースト、食塩、生クリーム、バターミルクパウダー、ソテーオニオン、フルーツチャツネ、ガーリックペースト、香辛料、たん白加水分解物、酵母エキス加工品/増粘剤(加工デンプン)、調味料(アミノ酸等)、カラメル色素、乳酸Ca、乳化剤、香料、酸化防止剤(ビタミンE)、酸味料、香辛料抽出物、(一部に乳成分・小麦・牛肉・大豆・豚肉・りんごを含む)
- 主な原材料の産地:玉ねぎ[国産、中国産、等]じゃがいも[国産、中国産]小麦粉[小麦(アメリカ産、カナダ産)]乾燥玉ねぎ[玉ねぎ(エジプト産)]牛肉[ニュージーランド産]カレーパウダー[国内製造]トマトペースト[トマト(中国産)]生クリーム[生乳(国産)]バターミルクパウダー[生乳(国産)]ソテーオニオン[オニオン(中国産)]ガーリックペースト[ガーリック(中国産)]
「下町ビストロカレー(中辛)」を実食!レビュー結果は?
ハウス「ビストロカレー(中辛)」を実食してみました。
いつものように、冷凍ご飯をレンジで温め、「ビストロカレー(中辛)」をレンジで1分30秒。
温めたご飯にかけると、パッケージの写真のように、具材が少しゴロゴロと。
じゃがいもとホロホロに細かい牛肉が入っているようだ。
ひと口食べてみると、細かな玉ねぎと少しゴロっとしたじゃがいもが具材感を出している。
じっくり煮込まれたほろほろとした牛肉は、カレールーとご飯によく絡む。
味はというと、若干ハヤシ寄りの和風な感じがする。
フルーツチャツネと生クリームが隠し味で、まろやかさとコクを出しているという、キャッチコピーだが…。
材料に使われている、「トマトペーストと味噌」がこのカレーのポイントとなる、本当の隠し味なのかも知れない。
よく言えば、全体的にやわらかい味。
中辛感は特になかった。
悪く言えば、味が薄い。
期待していた味とはちょっと違っていたかな…。
具材のゴロゴロ感は合格だけど、キャッチコピーほどではなかった。
また、内容量が170gと他のレトルトカレーに対して10gほど少なく、値段も若干高め。
これなら、同じハウス食品の「咖喱屋」シリーズを選ぶだろう。
ちょっと残念かな。
やさしい味わいを好む方には、おすすかも知れない。
◆個人的評価
・美味しさ:★★☆☆☆
・辛さ:★☆☆☆☆
・甘さ:★★★☆☆
・スパイス感:★☆☆☆☆
・コスパ:★★☆☆☆
・総合評価:★★☆☆☆
\下町ビストロカレーはこちら/
まとめ ハウス「ビストロカレー(中辛)」はトマトペーストと味噌が隠し味
ハウス「ビストロカレー」シリーズは、2024年2月12日に発売。
中辛と辛口の2種類。
今回は中辛を実食したけど、思ったほど辛さはなく、まろやかでやさしい味わい。
個人的には、もう少しだけパンチの効いた味にして欲しかった。
若干ハヤシライスと和風の味がするのは、下町をコンセプトにしたのだろうか、隠し味と思われる「トマトペーストと味噌」が入っている。
しかし、内容量の割に若干割高感が否めなかった。
上品なやさしい味わいを好む方にはおすすめ。
\下町ビストロカレーはこちら/
「ビストロ」に関連した小説を少し紹介します。
小説に興味のある方は、お手に取ってみてはいかがでしょうか。
次は、ビストロの辛口もレビューしてみたいです。
次回もお楽しみにしてください!
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