
こんにちは!
「音楽小説って難しそう…」と思っている人にこそ読んでほしい!
刑事モノで人気の誉田哲也さんが描く、ギターとロックに命を懸ける青春小説
『疾風ガール』です。
- 音楽が好き
- 読書初心者で面白い小説を探している
- 熱い青春ストーリーを読みたい
そんな人に超おすすめの一冊です。
この記事では、『疾風ガール』のあらすじ、感想、魅力 をネタバレ少なめで紹介していくので、最後まで読んでください。
「疾風ガール」はどんな小説?

- 著者:誉田哲也
- 初版(単行本):2005年9月29日(新潮社)
- 文庫版:2009年4月9日(光文社文庫、389ページ)
- ジャンル:青春小説/音楽小説(バンドもの)
誉田哲也さんといえば『ストロベリーナイト』などの刑事モノが有名ですが、本作はガラリとテイストが変わり、音楽×青春×ミステリー の要素が詰まった作品となっています。
「疾風ガール」あらすじについて(ネタバレ少なめ)

あたしが連れてってあげるよ、ビートと熱狂の果てまで――
あたし、夏美。19歳、んでギタリスト。愛器の真っ赤なギブソンで、大好きなメンバーとぶっ飛んだライブの毎日……ずっと続くと思ってた。魂の底からリスペクトしてたボーカルの薫が、突然自殺するまでは。真実を確かめなきゃ、死んだなんて認めない! 気弱な29歳の芸能マネージャー・祐司を引き連れ、今あたしは走り出す――
\音楽×青春の話題作!/
主人公は 柏木夏美(かしわぎ なつみ)。
19歳の若き天才ギタリストです。
彼女が所属するロックバンド 「ペルソナ・パラノイア」 は、これから売れ出そうというタイミングでした。
しかし突然、バンドのボーカル・城戸薫が謎の自殺を遂げます。
夏美は衝撃を受けながらも、その死の真相を探るべく動き出します。
- 城戸はなぜ自殺したのか?
- バンドに隠された秘密とは?
- 音楽を続ける意味とは?
夏美のギターへの情熱、バンドメンバーとのぶつかり合い、そして音楽業界のリアルな側面が、疾走感ある筆致で描かれていきます。
読書初心者におすすめな理由
読書を初めてみようかなと思っている人におすすめする理由は、以下の通りです。
- 語り口が軽快で読みやすい!
- 音楽シーンの描写が超リアルで臨場感たっぷり
- ギターやバンド経験がなくても楽しめる
- 謎解き要素があるから先が気になってどんどん読める
- 誉田作品らしくテンポが抜群で飽きさせない
「疾風ガール」を読んでみた感想

主人公の夏美がとにかくかっこいい。
19歳ながらにして、天才ギタリストであり、観客を釘付けにする美貌の持ち主。
夏美の真剣に音楽と向かい合う姿勢、音楽に関する知識の深さに圧倒されました。
ライブでギターを演奏するシーンでは、本当に音が聞こえてくるような臨場感のある筆致。
バンドならではの光と影、インディーズバンドの現実がリアルに描かれています。
ミステリー要素もあり、誉田哲也さんらしい軽快な文章で、一気に読めました。
また、音楽が好きな人には「わかる!」が詰まった、刺さる1冊だと思います。
表紙のモデルは実はあの人!
ネタバレではありませんが、表紙となっているギターを抱えたモデルの女性は、実在するガールズバンドのあの人。
中ノ森BANDのVo/Gt、「中ノ森文子(AYAKO)」さんです。
日本レコード大賞も受賞している本格的なガールズロックバンド。
よければ、1曲聴いてみましょう!
「疾風ガール」はこんな人におすすめ
- 音楽が大好き、特にバンドものが好きな人
- 刑事モノ以外の誉田哲也作品を読んでみたい人
- 読書初心者で、テンポの良い小説を探している人
- 夢を追う若者の物語が好きな人
- 疾走感のある小説が読みたい人
難しい内容の文章は特になく、イメージも浮かびやすく、どんどん読み進めることが出来る1冊です。
バンドメンバーや他の登場人物も個性的なので、初めてでも楽しく読めると思います。
\おすすめの1冊/
まとめ|疾風ガールは青春と音楽の熱を感じたい人必読!

『疾風ガール』は、音楽に情熱を注ぐすべての人に刺さる一冊。
ライブの熱気、バンドの葛藤、若者の真っすぐな想いがぎっしり詰まっています。
✔ 音楽好きは必読!
✔ 読書初心者でも楽しく読める!
✔ 誉田哲也さんの新たな一面を知りたい人にぴったり!
読み終えたら、きっと音楽を聴きたくなります。
\青春×音楽に夢中になる1冊/
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