ひさびさの更新となりました”ブログといっぷく”。
筆者の気がむいたとき、赴くままに思ったことを自由に綴るカテゴリーとなります。
よければお付き合いください。
働き方改革(2019年4月施行)からもうすぐ5年、働きかたが変わったり、社内環境が以前より快適になった会社員はどのくらいいるのでしょうか。
メディア等で報じられているように、いまだにブラックな会社は確かに存在し、社会問題のひとつとしてとりあげられています。
筆者は、いわゆる「ブラック企業」とよばれる会社に24年間勤務していました。
のちに、あることがきっかけで2021年に退職。
いまは、ゆるい会社で事務員をしながらブログの執筆活動をしています。
今回は、ブラック企業を辞めて、人生が好転したリアルな話を綴ります。
なにか参考になれれば幸いです。
「ブラック企業」に勤めるともれなく感覚が麻痺する
「明日、会社行きたくないな」、「ツラくて辞めたい…」、「ク〇上司の顔みたくない」。
ふと、心に浮かんだことありませんか?
それでもガマンして、じぶんを誤魔化し、出社の準備をする毎朝のルーティン。
ブラック企業に24年も勤務していると、いろんな感覚が麻痺します。
しかも、本人に自覚症状はありません。
その当時、筆者は末期の状態でした。
「明日、会社行きたくない…」、「会社辞めたい…」などという感情はとっくに消え、無表情でそそくさと支度をして出社。
毎日の深夜残業、早朝の会議、売上の計画と管理、外注業務…など、ひとりでこなすには無理ゲーすぎる激務から生じる長時間労働。
そのおかげもあり、すべてに対しての感情がすこしずつ薄れていき、ついにはトップに叱責されていても無表情に。
長時間労働による思考の停止
激務をずっとつづけていると、当然のごとく疲労が蓄積します。
でも、休日出勤が当たり前だった当時は、休息する時間が少なく、常に疲労感を抱えている状態でした。
「疲れているのが当たり前」、「みんなで長時間労働をして会社を潤そう」。
本気でこんなことをおもいながら、同僚たちと激務をこなしていました。
会社中心の生活が当たり前。
そんな常軌を逸した”当たり前”が、思考停止を招いたのは言うまでもありません。
「できない」や「無理」は禁句の暗黙ルール
トップからは、当然のように無理な事業計画の立案を要求されたり、急な変更を余儀なくされることは日常茶飯事。
無理ゲーでも、「できない」や「無理」は禁句なのが暗黙のルールでした。
はじめはストレスがたまる一方でしたが、月日が経つにつれ、それが普通のことに。
返事は当然「はい」。
感情が機械的になっていることを、徐々に忘れかけていきます。
「ブラック企業」を辞めたきっかけは2つの出来事
筆者には夢や希望なんてものは、当時はまったく持っていませんでした。
そういったことに対して真剣に向き合ったり、じぶんを見つめなおす時間をもつこともできず。
正確にいうと、長時間労働や劣悪な会社の環境により、思考が停止していたから。
改めて環境というものはこわいものだと、いまでも思い知らされます。
1.「じぶんの本当の心の声」が聞こえたのがきっかけ
ある日、精神が崩壊しそうなとき、ふと「ないりたい自分」について考えはじめました。
筆者はとっくに40代、これからどうなりたいかなんて、今更…。
「でも、やってみたいことをはじめてみよう」と、心の声が聞こえました。
心につよく響いたというか、脳裏に浮かんだというか、そんな体験です。
心がピンチになったときに発動する、救済シグナルのようなものなのでしょうか?
このあとも、同じような体験をします。
2.「会社の不正が発覚」で一気に目が覚めたのがきっかけ
まるでドラマや映画のような出来事ですが、いわゆる「文書偽造および隠ぺい」が発覚し、国の調査機関が立ち入りすることに。
「まさか、こんなことをしてたなんて…」
24年間勤務していた会社で、20年ほどまえから会社ぐるみで不正がおこなわれていたという事実に驚きました。
生きているあいだに関わることなんてないだろうとおもっていたことが、現実に…。
いままで積み重ねてきた時間や労力、苦労はなんだったのか…一気に目が覚めました。
そこで、また心の声が「辞めていい。すきなこと、やってみたいことをスタートさせる絶好のチャンス!」
環境や人は変わらない「じぶんが変わる行動を」
筆者にとっては、人生の転換期でした。
不正が発覚してから、すぐに辞表を提出して、1週間で退職できることに。
「できるだけはやく、この環境から抜け出そう」
同僚やまわりには相談することもなく、はっきりとした決意でした。
もし、退職を会社に伝えにくい、辞めさせてもらえないというかた、いちどこちらを検討してみては?
悩んでいる時間はハッキリ言ってムダです。
退職代行をしてもらっているあいだに、転職活動を並行するのも時間の上手なつかい方ですね。
いまの時代、気軽に転職できるし、いまよりも環境のよい就職先を簡単にさがせます。
環境や人は、じぶんのおもうとおりには変わってくれません。
それを待つこともムダだと早急に判断しましょう。
じぶんが変わることで、行動することで、より良い環境を手に入れることができます。
これは、ブラック企業を退職した筆者だからこそ、自信をもって言えます。
「ブラック企業」を辞めたことで自信がついた
ブラック企業を見事に退職できた筆者は、なんとも言い難い”爽快感”というべきか、”自由を手に入れた”、そんな気分がしばらくつづきました。(いまでも、ふと感じるときがあります)
24年間という勤続年数もあってか、それなりの退職金はもらえました。
朝はスッキリとした気分でウォーキングに出掛け、太陽を浴び、地元の温泉施設のサウナに行って汗をかき、すきな料理とお酒を楽しんだり、読んでみたかった小説や観てみたかった映画を鑑賞したり。
日本最大級!オーディオブックなら – audiobook.jpで聴く小説は、とくに便利でしたよ。
また、おおくの気付きを与えてくれた本はこちら↓
\筆者の人生を好転させた本です/
贅沢品などにはほぼ興味はなく、自由な時間を身体と心いっぱいに感じているのがすきでした。
「1日じぶんのための時間を存分につかえる」という意味では贅沢ですね。
転職先はとくに探さず、「24年間勤めたんだから1年くらいはゆっくり自分と向き合う時間にしよう」
行動できた自分、環境を変えることができた自分、そんな自分に自信がつきました。
”行動がすべて”
やってみたかったこと「ブログ」をはじめる
退職する前から始めてみたかったこと、「ブログ」。
このブログ”あきらいぶブログ”を運営するきっかけとなりました。
すきな時間に作業できることが魅力で、読んでくださるかたが増えていくのがうれしいです。
ブログを設定したり、はじめて記事を書いて投稿したりと、たのしくスタートできました。
こうやって、Web上で発信できることにしあわせを感じています。
ずっと継続してゆくつもりなので、定期的に読んでいただけたらよろこびます。
まとめ 「ブラック企業」を辞めると人生が好転するのは本当
筆者はブラック企業を辞め、やってみたかったブログを運営し、いまは超絶ゆるい会社へ再就職しながらブログの執筆活動をつづけています。
ある目標をもつこともでき、達成したら会社を辞め、さらに自由に活動していくつもりです。
筆者はブラック企業を辞めることで、精神的にとても楽になり、未来へ希望や期待ができるようになりました。
せかせかすることもなく、不安に潰されそうな気持になることもなく。
ゆるっとした毎日を送ることができています。
ブラック企業に勤務して苦しんでいるあなた、時間は有限です。
苦しんだり、我慢したり、そんな時間はもったいない!ムダに時間をつかうことはやめましょう。
環境や人は変わりません。
あなたが行動すれば、見える世界も、環境も変わります。
筆者がリアルに体験し、人生を好転させることができたのだから。
では、思いついたらまた、”ブログといっぷく”の更新をしますので、また読んでください。
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